科目名 【副科目】社会医学系法医学
責任者名 奥田 貴久(法医学 教授)
学期 半期
対象学年 1~4学年
授業形式等

◆担当教員

奥田 貴久 ( 法医学   教授 )

一般教育目標(GIO)

法律に関わる医学的諸問題を広く扱う法医学の基礎を理解し、法医学分野での学びを臨床医学や社会問題に役立てる。

行動目標(SBOs)

1.法医学や死因究明の社会的意義を説明できる。
2.死亡診断書や死体検案書を正しく記載できる。
3.死体検案を行うことができる。
4.実験動物を用いて、薬毒物アルコール研究の基礎を身に着ける(希望者のみ)。
5.実験動物を用いて、アルコール脱水素酵素、S-ニトロソグルタチオン還元酵素の研究を行う(希望者のみ)。
6.DNAによる個人識別の手法を身に着ける(希望者のみ)

目標達成のための授業方法(LS)

1.法医解剖に参加する(希望者のみ)。
2.集中講義を通じて、法医学の基礎および死体検案で実務上必要な知識を習得する。学部の講義・実習にもスタッフとして参加する。
3.あらかじめ相談して決めたテーマについて、動物実験/疫学調査等を遂行する。

目標達成のための授業方法(LS)
1ヶ月        
あらかじめ相談して決めたテーマについて、文献などで動物実験/疫学調査等の情報収集を行う。
2ヶ月
実験計画を立案する。
3ヶ月
実験を遂行する。
4ヶ月
実験を遂行する。適宜、ミーティングを行い、データーを分析する。
5ヶ月
実験を遂行する。適宜、ミーティングを行い、データーを分析する。
6ヶ月
データをまとめ、学会や論文への報告準備をする。

DP・CP

DP1: 「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観」& CP1 :「豊かな知識・教養に 基づく高い倫理観」を涵養するために
 生命の尊重及び個人の尊厳を保持し、研究成果に結びつける。
DP2: 「保健・医療福祉の現状理解に基づいた研究能力」& CP2:「医療の社会性の理解に立った行動力」を涵養するために
 死因究明により得られた知見が公衆衛生の向上及び増進に資することを理解し、再発防止の観点から研究を遂行する。
DP3: 「論理的思考力」& CP3:「論理的思考力」を涵養するために
 現存する課題に対して最新の知識を文献等から習得するとともに、それらを分析し、発展的解決のために必要な論理を組み立てる。
DP4: 「問題発見・解決力」& CP4:「問題発見・解決力」を涵養するために
 法医学実務から得られる様々な問題点を明らかにし、その解決策を見出す力を身につける。
DP 5:「挑戦力」&CP5「挑戦力」を涵養するために
 既存の法医学研究に捕らわれない新しい手法に積極果敢に挑戦し、その成果を社会に還元する。
DP 6:「コミュニケーション力」&CP6:「コミュニケーション力」を涵養するために
 警察、法曹関係者、医療従事者などの多職種と連携し、研究者として社会貢献する力を身につける。
DP 7:「リーダシップ・協働力」&CP7:「リーダシップ・協働力」を涵養するために
 研究計画を自ら立案し、プロジェクトリーダーとして協働できる能力を身につける。
DP 8:「省察力」 &CP8:「省察力」を涵養するために
 自らの仮説を多角的に検討し、異なる方向からの発展的解釈などを行える思考力を涵養する。

準備学習・授業時間外の学習

特になし。

成績評価基準

研究テーマへの取り組み姿勢、進捗状況、研究内容のプレゼンテーションなどを総合的に判断する。

教科書・参考図書

エッセンシャル法医学 第6版 医歯薬出版
NEW 法医学・医事法 南江堂

オフィスアワー

行番号担当教員備考
  • 奥田 貴久

その他(注意事項)

【講義・実習指導項目】
1.研究テーマや履修したい項目については、柔軟に対応する。
2.法医学に直接関連がない場合でも、アルコール脱水素酵素、S-ニトロソグルタチオン還元酵素に関連する研究であれば歓迎する。

< Key Words (3 words) >
1.medico-legal
2.biomedical research on alcoholism
3.adh5
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