科目名 | Pre.BSL社会医学(含実習) |
---|---|
責任者名 | 奥田 貴久(法医学 教授) |
学期 | 後期 |
対象学年 | 4学年 |
授業形式等 |
奥田 貴久
(
法医学
教授
) |
岩﨑 賢一
(
衛生学
教授
) |
兼板 佳孝
(
公衆衛生学
教授
) |
日台 智明
(
医学教育学
教授
) |
田倉 智之
(
医療管理学
教授
) |
小川 洋二郎
(
衛生学
准教授
) |
井谷 修
(
公衆衛生学
客員教授
) |
阿部 百合子
(
医学教育学
准教授
) |
鉄 堅
(
法医学
専任講師
) |
柳田 亮
(
衛生学
兼任講師
) |
中込 祥
(
公衆衛生学
兼任講師
) |
市川 理恵
(
医療管理学
助教
) |
渋谷 昭子
(
医療管理学
助教
) |
加藤 智一
(
衛生学
助教
) |
大塚 雄一郎
(
公衆衛生学
准教授
) |
松本 悠貴
(
公衆衛生学
兼任講師
) |
前田 幸宏
(
医療管理学
助手
) |
磯部 英二
(
法医学
助手
) |
鈴木 沙季
(
医学教育学
助手(新)
) |
山口 るつ子
(
法医学
准教授
) |
神谷 悦子
|
講義 | 演習 | 実習 |
---|---|---|
105 |
社会医学の知識を基にして、事象を注意深く観察して、問題を発見し、解決策を提案する技術・能力を身につける。
質の高い医療を提供するために、医療安全管理の在り方を理解し、他者を尊重して、適切なコミュニケーションとって信頼関係を形成し、 リーダーシップ・協働力を発揮することができる。 |
保健・医療・福祉の現状を理解し、分析することができる。
社会医学の知識を基に、最新の情報を取得・理解することができる。 社会医学的な問題を発見することができる。 社会医学的な問題について解決策を提案することができる。 患者に対して思いやりと敬意を示しながら、事象を注意深く観察して、問題を発見することができる。 社会医学領域の文化的・社会的位置付けを説明できる。 地域社会及び国際社会へ貢献する方法について説明できる。 患者の立場に立ったサービスのあり方、医療・介護・福祉の連携の重要性を認識する。 医療の現場において、適切なコミュニケーションを主体的に実践できる。 医療の現場において、自らの考えを伝え、発信することができる。 患者とその近親者、及び医療チームを尊重できる。 医療提供における組織医療の重要性を説明できる。 チームリーダーとしての医師のあり方について説明できる。 チーム医療を実践するために、他の医療職との信頼関係を形成することができる。 責任ある医療を実践する上での協働力を身につける。 医療安全管理の在り方を説明できる。 医師としての様々な形での社会貢献のあり方を説明できる。 |
社会医学各分野の講義で学んだ医学・医療の社会への還元・応用等が実際にどの様になされているのかについて、現場に立ち会ったり実習で経験したりして理解を深める。そのことにより、一般教育目標及び行動目標を達成する。
前期 公衆衛生学の実習 日 時:2023年6月27日(火)午前9時集合 内 容:疫学統計演習 場 所:オンラインZoom教室 (登校可能な状況では第2臨床講堂) 持参物:筆記用具 評 価:提出レポートで評価する。また、実習態度も評価対象とする。 法医学の実習 日 時:2023年6月28日(水)~7月1日(土) 内 容: 1.死亡診断書(死体検案書)の書き方 2.中毒 3.DNA型を使った個人識別 場 所:1.オンラインZoom教室 2.3.生化学・法医学実習室 持参物:筆記用具 評 価:提出レポートで評価する。また、実習態度も評価対象とする。 注意点:2.3は6月28日が出席番号前半、6月29日が出席番号後半がそれぞれ実習を行う。 実習書はPDFファイルとしてアップロードする。書き込むめるようプリントアウトすることが望ましい。 1の死亡診断書については、一日目はその意義や書き方のルールを学ぶ。二日目は演習として課題に取り組む。 2.3は、法医学実務について、手技とその原理などについて最初に解説し、課題に取り組む。 評価:各実習毎にレポートを提出する。 後期 医療管理学実習 日 時:2023年10月10日(火)~10月16日(月) 場 所:オンラインZoom教室、板橋病院の病棟・中央診療部門、第2臨床講堂など。 持参物:白衣等(詳細は実習オリエンテーションで説明) 内 容:以下の各項目について実習を進める。 1)チーム医療実習 病棟・中央診療部門などと連携し、看護業務・部門業務などを調査してチーム医療への理解を深める。 2)医療安全実習 過去の医療事故および医療インシデント事例を分析し、医療安全についての理解を深める。 評 価:提出レポートで評価する。また、実習参加状況および態度も評価対象する。 衛生学実習(低酸素環境、宇宙医学実習) 日 時:2023年10月17日(火)~10月18日(水) 場 所:オンラインZoom教室、スキルズ・ラボなど。 持参物:白衣等(詳細は実習オリエンテーションで説明) 内 容:以下の項目について実習を進める。 1)環境適応実習 産業・医療現場などにおける低酸素環境曝露・酸素欠乏症・低酸素血症に対する、人体の反応について、生理学的データの例を分析し課題レポートを作成して理解を深める。 評 価:提出レポートで評価する。また、実習態度も評価対象する。 社会医学系シンポジウム 日 時:2023年10月19日(木)~23日(月)午前9時集合 内 容:薬害・医療倫理・医療法学・医療コミュニケーション・医師のキャリア形成について討論会する。 場 所:医学部記念講堂 持参物:筆記用具 評 価:提出レポートで評価する。また、実習態度も評価対象する。 |
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
【DP1:自ら学ぶ】「教養・知識に基づく高い倫理観」 生命に対する尊厳を持ち,責任ある医療を実践するための豊かな教養と医学の知識を修得し,倫理的原則に基づいた医療を実践できる。(医師としての職責・倫理観とプロフェッショナリズム) 【DP2:自ら学ぶ】「保健・医療・福祉の社会性を理解して,世界の現状を理解し,説明する力」 自己の専門領域の文化的・社会的位置付けを把握し,地域社会及び国際社会の保健・医療・福祉の現状を理解して,疾病予防と健康増進の向上に寄与することができる。(疾病予防と健康増進・医療の社会性) 【DP3:自ら考える】「論理的・批判的思考力」 新たな知識の創造をめざし,得られる情報を基に実証的・論理的な思考,及び批判的な思考ができる。(科学的探究・医学研究への志向・医学的知識と問題対応能力) 【DP4:自ら考える】「問題発見・解決力」 患者に対して思いやりと敬意を示し,基礎・臨床・社会医学領域において,自らの立場を基に,事象を注意深く観察して,問題を発見し,解決策を提案することができる。(診療技能と患者ケア・科学的探究・問題対応能力) 【DP5:自ら道を開く】「挑戦力」 医療の基盤となる基礎・臨床・社会医学等の知識を基に,新しい医学知識や医療技術の創造に果敢に挑戦することができる。(医学知識と問題対応能力・科学的探究) 【DP6:自ら道を開く】「コミュニケーション力」 国内外の多様な文化,社会,環境の中で他者を理解し,その価値観を尊重し,医療の現場において適切なコミュニケーションを主体的に実践し,自らの考えを伝え,発信することができる。(コミュニケーション能力・社会における医療の実践・診療技能と患者ケア) 【DP7:自ら道を開く】「リーダーシップ・協働力」 患者とその近親者,及び医療チームを尊重し,医療の質の向上と患者の安全管理を確保するために,責任ある医療を実践する上でのリーダーシップ・協働力を身に付ける。(チーム医療の実践・プロフェッショナリズム・医療の質と安全管理) カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針) CP1:「教養・知識に基づく高い倫理観」を涵養するために 医師を目指すものとしての自己を評価し,生涯にわたって向上を図ることの必要性と方法を理解する機会を与え,医師としての職責・倫理観とプロフェッショナリズム(態度,考え方,倫理観など)を育てる。 CP2:「保健・医療・福祉の社会性を理解して,世界の現状を把握し,説明する力」を涵養するために 国内外の現状を理解し,情報収集を行う能力と幅広い教養,豊かな感性,及び最新の情報を発信する能力を養い,疾病予防と健康増進の向上に寄与する姿勢を育てる。 CP3:「論理的・批判的思考力」を涵養するために 知識を積極的に習得し,科学的評価・実証を行い,倫理的原則に従い研究計画を立案し,新たな知見を生み出すための科学的探究・医学研究への志向・医学的知識と問題対応能力を育てる。 CP4:「問題発見・解決力」を涵養するために 患者に対し思いやりと敬意を表し,個人を尊重した適切で効果的な医療と健康増進を実施するため,患者ケアに必要な診療技能と科学的探究・問題対応能力を育てる。 CP5:「挑戦力」を涵養するために 自らの知識と技術を研鑽し,未知・未解決の臨床的あるいは科学的問題を意識し,解決のための仮説を立て,果敢に取組む姿勢を育てる。 CP6:「コミュニケーション力」を涵養するために 他者を理解し,それぞれの立場を尊重した人間関係を構築し,適切な医療を実践できるための態度を養い,自らの考えを正確に伝え,国内外に発信するためのコミュニケーション能力を育てる。 CP7:「リーダーシップ・協働力」を涵養するために 医療・研究チームで協同して活動し,医療の質の向上と安全管理を確保するためのチームリーダーとしての役割を果たすことができる資質と能力を育てる。 ※本科目の教育課程内の位置づけは,Web(電子)シラバスの目次に掲載している「履修系統図」を参照ください。 |
事前に、下記参考図書や講義で用いた資料などを読んで、授業内容を理解しておくこと。
また実習後に復習をし、報告会やレポート提出に備えておくこと。 |
(評価の方法)
成績評価は、各実習の時間配分に応じた重みづけを行う。各実習においてレポートの内容、実習記録の内容、実習報告会における報告内容を主な評価項目とし(70%)、学習態度、積極性、理解度など(30%)を総合して判定する。 課題(試験やレポート等)・質問のフィードバックは,次回の授業で行う。 公衆衛生学実習の課題のフィードバックは、実習の後半の時間帯で行う。 衛生学実習の課題のフィードバックは、実習のなかのスモールグループの課題発表後に行う。 法医学の死亡診断書(死体検案書)の書き方の課題フィードバックは、実習の向反の時間帯で行う。 |
法医学
法医学実習書(PDFで配布する) 厚生労働省 死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル 社会医学系シンポジウム抄録(PDFで配布する) 医療管理学 「日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業」 http://www.med-safe.jp/ 「厚生労働省」 http://www.mhlw.go.jp/ 衛生学 ハリソン内科学 (特に異常環境の項目):メディカル・サイエンス・インターナショナル ガイトン生理学(特に環境適応、特殊環境関連の項目):エルゼビアジャパン 内科学 朝倉書店 新臨床内科学:医学書院 |
担当教員 | 備考 |
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不在の場合は、担当教員のメールアドレス宛にメールを送信してください。 | |
不在の場合は、担当教員のメールアドレス宛にメールを送信してください。 | |
不在の場合は、担当教員のメールアドレス宛にメールを送信してください。 | |
不在の場合は、担当教員のメールアドレス宛にメールを送信してください。 | |
不在の場合は、担当教員のメールアドレス宛にメールを送信してください。 |
【実務経験】兼板佳孝:公衆衛生学・疫学分野における研究・教育経験に基づき、統計学の基礎的な知識についてわかりやすく説明し、医学統計ソフトSPSSの使い方に関してデモンストレーションしたいと考えております。(公衆衛生学)
【実務経験】井谷修:公衆衛生学・疫学分野における研究・教育経験に基づき、統計学の学び方および汎用されている医学統計ソフトの使い方をサポートしたいと考えております。(公衆衛生学) 【実務経験】松本悠貴:日本大学医学部公衆衛生学分野における研究・教育経験に基づき、統計学の初歩についてわかりやすく解説したいと考えております。(公衆衛生学) 【実務経験】大塚雄一郎:日本大学医学部公衆衛生学分野における研究・教育経験に基づき、統計学の学び方および汎用されている医学統計ソフトの使い方をサポートしたいと考えております。(公衆衛生学) 【実務経験】中込祥:日本大学医学部公衆衛生学分野における研究・教育経験に基づき、統計学の初歩についてわかりやすく解説したいと考えております。(公衆衛生学) 【実務経験】奥田貴久:法医解剖実務はもちろんのこと、アルコール医学の基礎研究も行っています。臨床医としての病院勤務経験や専門医資格も有しますので、学生諸君が社会に出てから臨床医として必要となる事柄をわかりやすく指導します。(法医学) 【実務経験】鉄 堅:種々のDNA鑑定実務に携わる法医血清学・DNA鑑定の専門家です。DNA型によるABO式血液型の解析や斑痕検査の実習を指導します。(法医学) 【実務経験】磯部英二:薬剤師の資格を持ち、アルコール・薬毒物分析を担当しています。中毒の実習の指導やDNA型の実習のサポートを行います。(法医学) 【実務経験】岩崎賢一:20年以上にわたる、環境医学、宇宙医学の研究者としての、オリンピック選手の低酸素トレーニング支援や宇宙飛行士対象の医学研究の経験から環境変化による人体変化の個体差などについても紹介し実習を指導します。(衛生学) 【実務経験】小川洋二郎:15年以上にわたる、環境医学研究者と歯科麻酔科医としての実務経験から、特殊環境曝露実験や歯科麻酔臨床現場での脳循環変化の事例などの知識も交えて実習を指導します。(衛生学) 【実務経験】加藤智一:脳外科医専門医としての実務経験も踏まえて、臨床現場での低酸素血症の事例、脳血流変化の事例の紹介も交えて実習を指導します。(衛生学) 【実務経験】日台智明:臨床医、基礎医学研究者、医学教育センターでの活動の経験を生かし、実習を指導します。(医学教育学) 【実務経験】阿部百合子:小児科専門医としての臨床経験と医学教育センターでの教育経験を生かし、実習を指導します。(医学教育学) 【実務経験】鈴木沙季:外科専門医としての実務経験と医学教育センターでの教育経験を生かし、実習のサポートを行います。(医学教育学) 【実務経験】田倉智之:中央省庁や学術団体の各種委員や活動を背景とした、医療管理学・医療経済学の研究・教育の経験等を踏まえ、医の倫理や関連法規に関して修学の場を提供いたします。 【実務経験】市川理恵:小児科専門医としての実務経験と医療管理学分野における研究・教育経験に基づき、医療安全とチーム医療に関する実習を指導します。(医療管理学) 【実務経験】渋谷昭子:医療管理学分野における研究・教育経験に基づき、医療体制・医療の質と安全確保の重要性を伝えられるよう実習をサポートしたいと考えております。(医療管理学) 【実務経験】前田幸宏:病院機能評価において数十病院の訪問審査を担当した実務経験を踏まえ、組織医療の重要性を伝えられるよう実習を指導します。(医療管理学) ※本年度に本科目を担当する助教以上の専任教員は,定期試験・引率・巡回・ 休憩等を除き,講義・演習・実習・臨床実習等の授業で年間15時間以上の 指導等を行う予定です。 |
月日 | 曜日 | 時限 | 講義名・回 | 講義内容 | 学修到達目標 | コア・カリキュラム | 所属 | 担当 |
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6.27 | 火 | 1 ~ 7 | 公衆衛生学実習 | 【事前学習】なし。
【事後学習】配布資料および参考図書の該当箇所を読み、演習に取り組む。また、その内容を理解する。興味があれば無料の統計ソフトEZRをダウンロードして、自己学習を行う(60分)。 | 疫学統計演習を通じてEBMの重要性を理解し、医学統計学の知識と応用力を身につけ適切に行動できる。 | B-1 集団に対する医療 | 公衆衛生学 | |
6.28 | 水 | 1 ~ 3 | 法医学実習 | 中毒①(出席番号前半)
【事前学習】講義で学んだ法医中毒学を復習し、実習書を熟読して、行う検査法の目的・原理・手技を理解しておくこと(40分)。 【事後学習】それぞれの検査法の結果の判定について理解を深め、自分たちの行った結果を理解して、説明できるように復習すること(20分)。 | 実習を通じて簡易薬毒物検査や薬物定性検査・定量検査の基本を理解し、適切に行動できる。 | B-2 法医学と関連法規 B-4-1)医師に求められる社会性 | 法医学 | |
6.28 | 水 | 4 ~ 7 | 法医学実習 | 法医DNA実習①(出席番号前半)
【事前学習】 講義で学んだ法医DNA検査の内容を復習し、実習書にて行う内容の目的・原理・手技を理解しておくこと(30分)。 【事後学習】 原理や手技を踏まえて、自分たちの結果に関し考察し、説明できるように復習しておくこと(40分)。 | 実習を通して法医学の実務におけるDNA多型検査の基本方法およびDNA鑑定の応用を理解し、説明できる。 | B-2 法医学と関連法規 B-4-1)医師に求められる社会性 | 法医学 | |
6.29 | 木 | 1 ~ 3 | 法医実習 | 中毒②(出席番号後半)
【事前学習】講義で学んだ法医中毒学を復習し、検査法の目的・原理・手技を理解しておくこと(40分)。 【事後学習】それぞれの検査法の結果の判定について理解を深め、説明できるように復習すること(20分)。 | 実習を通じて簡易薬毒物検査や薬物定性検査・定量検査の基本を理解し、適切に行動できる。 | B-2 法医学と関連法規 C-3-3)生物と薬物 E-5-3)-(1)中毒 | 法医学 | 神谷 悦子 |
6.29 | 木 | 4 ~ 7 | 法医学実習 | 法医DNA実習②(出席番号後半)
【事前学習】 講義で学んだ法医DNA検査の内容を復習し、実習書にて行う内容の目的・原理・手技を理解しておくこと(30分)。 【事後学習】 原理や手技を踏まえて、自分たちの結果に関し考察し、説明できるように復習しておくこと(40分)。 | 実習を通して法医学の実務におけるDNA多型検査の基本方法およびDNA鑑定の応用を理解し、説明できる。 | B-2 法医学と関連法規 | 法医学 | 神谷 悦子 |
6.30 | 金 | 1 ~ 3 | 法医学実習 | 死亡診断書・死体検案書の書き方(講義)
【事前学習】 配布資料を読んで理解する(60分)。 【事後学習】 課題として示された練習問題に取り組む(60分)。 | 実習をとおして死亡診断書(死体検案書)の書き方を説明できる。 | B-2 法医学と関連法規 | 法医学 | 奥田 貴久 山口 るつ子 |
6.30 | 金 | 4 ~ 7 | 法医学実習 | 死亡診断書・死体検案書の書き方(演習①)
【事前学習】配布資料を読んで理解する(60分)。 【事後学習】本実習で取りあつかわなかった演習問題についても取り組む(60分)。 | 実習をとおして死亡診断書(死体検案書)の書き方を説明できる。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 | 法医学 | 奥田 貴久 山口 るつ子 |
7.1 | 土 | 1 ~ 3 | 法医学実習 | 死亡診断書・死体検案書の書き方(演習②)
【事前学習】配布資料を読んで理解する(60分)。 【事後学習】本実習で取りあつかわなかった演習問題についても取り組む(60分)。 | 実習をとおして死亡診断書(死体検案書)の書き方を説明できる。 | B-2 法医学と関連法規 | 法医学 | 奥田 貴久 山口 るつ子 |
10.10 | 火 | 1 ~ 7 | 医療管理学実習 | 医療管理学実習のオリエンテーションを行う。その後、医療安全への理解を深めるためSGLを実施する。
【事前学習】医療安全分析手法について、インターネットで情報収集を予め行っておく(30分)。 【事後学習】なし | 医療安全管理の在り方を説明できる。
| A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 G-4-3) 地域医療実習 | 医療管理学 | |
10.11 | 水 | 1 ~ 7 | 医療管理学実習 | 看護部門の業務について病棟担当看護師からのレクチャーを受講ののち、看護業務への理解を深めるためのSGLを実施する。
【事前学習】看護部門の業務内容について、講義資料およびインターネット情報等を通じて理解を深めておく(30分)。 【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成する(30分)。 | 医療提供における組織医療の重要性を説明できる。
チーム医療を実践するための、他の医療職の役割を説明できる。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 G-4-3) 地域医療実習 | 医療管理学 | |
10.12 | 木 | 1 ~ 7 | 医療管理学実習 | 病院の各部門の業務について現場担当者からのレクチャーを受講ののち、病院内の各部門業務への理解を深めるためのSGLを実施する。
【事前学習】病院内の各部門の業務内容について、インターネット情報等を通じて理解を深めておく(30分)。 【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成する(30分)。 | 医療提供における組織医療の重要性を説明できる。
チーム医療を実践するための、他の医療職の役割を説明できる。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 G-4-3) 地域医療実習 | 医療管理学 | |
10.13 | 金 | 1 ~ 7 | 医療管理学実習 | 病院の各部門の業務について現場担当者からのレクチャーを受講ののち、病院内の各部門業務への理解を深めるためのSGLを実施する。
【事前学習】病院内の各部門の業務内容について、インターネット情報等を通じて理解を深めておく(30分)。 【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成する(30分)。 | 医療提供における組織医療の重要性を説明できる。
チーム医療を実践するための、他の医療職の役割を説明できる。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 G-4-3) 地域医療実習 | 医療管理学 | |
10.14 | 土 | 1 ~ 3 | 自主学修支援講義 | 【事前学習】特になし。
【事後学習】特になし。 | 医療提供における組織医療の重要性を説明できる。
チーム医療を実践するための、他の医療職の役割を説明できる。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 G-4-3) 地域医療実習 | 医療管理学 | |
10.16 | 月 | 1 ~ 7 | 医療管理学実習 | SGLでまとめた病院の各部門の業務について報告会を通して情報共有する。
【事前学習】SGL学習内容を復習しておく(1時間)。 【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成する(30分)。 | これまでの実習で学んだ事柄の発表を行う。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 B-1-8) 保健・医療・福祉・介護の制度 G-4-3) 地域医療実習 | 医療管理学 | |
10.17 | 火 | 1 ~ 7 | 衛生学実習(低酸素環境実習) | 衛生学実習
オンラインで、低酸素ガスを吸入した際の血圧や心拍等のサンプルデータを配布する。少人数グループごとに、ブレークアウトルームにて、データを解析・検討し、低酸素血症での人体反応についてレポートを作成する。 【事前学習】低酸素環境曝露(低酸素血症)や外部環境変化による人体変化についてレポートを作成するので、前期に行った低圧曝露や酸素欠乏の講義資料について復習し、低酸素に曝露された際の人体の変化について文章にまとめられるようにしておく(概ね4時間)。 【事後学習】医療現場での低酸素血症の医学的特徴と医療安全における事例との関係性について知識をまとめる(概ね1時間)。 | 低酸素血症による人体の反応や、自覚症状に乏しいことを体験・理解し、低酸素事故やCOVID-19のHappy Hypoxiaなどについての理解を深め、医師として適切な行動のあり方を理解し実践できるようにする。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 G-4-4) シミュレーション教育 | 衛生学 | |
10.18 | 水 | 1 ~ 7 | 衛生学実習(低酸素環境、宇宙医学実習) | 衛生学実習
希望者を対象に、衛生学分野の実験室にて、低酸素ガス吸入や宇宙医学実験の体験を行う。 【事前学習】低酸素環境曝露(低酸素血症)や外部環境変化による人体変化についてレポートを作成するので、前期に行った低圧曝露や酸素欠乏の講義資料について復習し、低酸素に曝露された際の人体の変化について文章にまとめられるようにしておく(概ね4時間)。 【事後学習】医療現場での低酸素血症の医学的特徴と医療安全における事例との関係性について知識をまとめる(概ね1時間)。 | 低酸素血症による人体の反応や、自覚症状に乏しいことを体験・理解し、低酸素事故やCOVID-19のHappy Hypoxiaなどについての理解を深め、医師として適切な行動のあり方を理解し実践できるようにする。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 G-4-4) シミュレーション教育 | 衛生学 | |
10.19 | 木 | 1 ~ 3 | 社会医学系シンポジウム①
・薬害を知る〜サリドマイド薬禍から学ぶ〜 ・大腿四頭筋萎縮症 | 【事前学習】薬事法・薬害についてこれまでの学習内容を復習しておく(1時間)。
【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成しておく(1時間)。 | 薬害について当事者と語り合い理解を深める。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 B-2 法医学と関連法規 | 法医学・衛生学・公衆衛生学・医療管理学・医学教育学 | |
10.19 | 木 | 4 ~ 7 | 社会医学系シンポジウム②
・終末期医療における「全人的ケア」を考える ・「わずらい」を抱える患者にどのようにアプローチするか | 【事前学習】終末期医療・緩和ケア・インフォームドコンセント・医療倫理についてのこれまでの学習内容を復習しておく(1時間)。
【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成しておく(1時間)。 | ・具体的症例をもとに、哲学の立場から「患者の痛み」「全人的」「ケア」等の意味を考え、議論し、医学生一人一人が目指す「医療とは何か」を考える手がかりとする。
・時代とともに変わり行く医師-患者関係を倫理的に考察することにより、法令遵守を超えた医療の倫理的次元を理解する。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 | 法医学・衛生学・公衆衛生学・医療管理学・医学教育学 | |
10.20 | 金 | 1 ~ 3 | 自主学修支援講義 | 【事前学習】特になし。
【事後学習】特になし。 | 興味があれば社会医学系各分野を訪ねて各分野の知識について理解を深める。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 | 衛生学・公衆衛生学・法医学・医療管理学・医学教育学 | |
10.20 | 金 | 4 ~ 7 | 社会医学系シンポジウム③
・医療の実践に必要な法律 ・医事紛争と医療安全 | 【事前学習】医療安全・医療関連法規についてのこれまでの学習内容を復習しておく(1時間)。
【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成しておく(1時間)。 | ・医師患者関係を法的に理解して今後の臨床に役立てる。
・医療事故について法的側面と医療安全の側面から考察する | A 医師として求められる基本的な資質・能力 A-6 医療の質と安全の管理 B-2 法医学と関連法規 | 法医学・衛生学・公衆衛生学・医療管理学・医学教育学 | |
10.21 | 土 | 1 ~ 3 | 自主学修支援講義 | 法医学シンポジウムの内容について復習し、疑問点などについては法医学教員連絡先に質問する。 | 社会医学系シンポジウムの内容について理解を深める | A 医師として求められる基本的な資質・能力 | 法医学・衛生学・公衆衛生学・医療管理学・医学教育学 | |
10.23 | 月 | 1 ~ 3 | 社会医学系シンポジウム④
・キャリア形成について | 【事前学習】特になし。
【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成しておく(1時間)。 | 衛生学、公衆衛生学、法医学、医療管理学、医学教育学など社会医学系の最新のトピックスとキャリア形成について理解を深める。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 | 衛生学・公衆衛生学・法医学・医療管理学・医学教育学 | |
10.23 | 月 | 4 ~ 7 | 社会医学系シンポジウム⑤
・医療とマスコミ対応 ・コミュニケーションスキル | 【事前学習】配布資料を読んで講演に備える。
【事後学習】実習内容を整理し、レポートを作成しておく(1時間)。 | ・医療従事者にも不可欠なメディア(既存メディアやソーシャルメディア)リテラシーを身につける。
・多くの事件現場をリポートした登壇者のコミュニケーション術について学ぶ。事件の真相についても語る。 | A 医師として求められる基本的な資質・能力 | 法医学・衛生学・公衆衛生学・医療管理学・医学教育学 |